
2010年の大曲の花火(第84回全国花火競技大会)は、100年記念大会ということで様々な特別プログラムが披露されました。
どのプログラムも本当に素晴らしく、感動しっぱなしだったのですが、中でも特に素晴らしかったのが、「ふるさと賛歌」です。
このプログラムでは、明治大正時代からの日本の名作花火が次々と打ち上げられました。
この中に出てきた「月影の柳」という花火があるのですが、これにが本当に素晴らしかったのです(泣)!
今でも撮影した映像を見る度に思わず拍手してしまいます。
まず、「月」と呼ばれる照明花火が打ち上げられ、その仄かな光を背景に垂れ落ちる柳の煙花火…照明に照らし出された煙柳は、まさに「月影の柳」…!
何という感性!何という芸術性!
そして、こんなにも高度な感性で造られた花火が、明治や大正の時代に造られていたということにさらに驚かされました。
『日本人は、時代の流れの中で大切なものを置いてきてしまった』・・・
どこかのCMや雑誌で良く目にするこの手のフレーズ・・・「その通りなんじゃない!?」と思ってしまいました。
全然華やかでも煌びやかでもない花火の組み合わせなのに、そこで表現されたこの一瞬のストーリーがもの凄い。
日本のこの美意識。この感性。上手く言えないけれど、とにかく感動です。
今の時代の花火はもちろん言うまでもなく素晴らしい。でも、「ああ、こういう美の表現もあるんだ(あったんだ)」と目からウロコの、日本人として初心に返らされる瞬間でした。
これは本当にたくさんの人に知ってほしい、見てほしい!
そこでVINZでは、この素晴らしい花火を、花火映像作品DVD
「麗しき日本の文化 花火」の中に収録しました。
私達が感じた感動を出来るだけそのままお届けできるように、映像にも音響にもとことんこだわりました!
一度ご覧頂き、一緒にその感動を分かち合えたら嬉しく思います。
■花火DVDビデオ「麗しき日本の文化 花火」
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